毎年、日本のどこかで大規模災害が起こっています。
さまざまな人が被災地で支援活動をするようになり、それらの活動を適切に調整する中間支援組織の役割も重視されています。
災害時の被災者支援活動が効果的に行われるよう、全国各地で地域、分野、セクターを超えた関係者同士の「連携の促進」および「支援環境の整備」を目指した取り組みが行われています。
こうした背景の中で、わたしたち「群馬県内災害支援ネットワークをつくろうの会」は、NPO等民間団体によるネットワーク組織の準備会として活動を始めました。
「普段」の活動から得た知識や技術、つながりを活かして、災害時にも必要とする方の元へ「不断」の支援を届けるために！

「能登半島地震から２ヶ月」支援の今とこれからを考える会　開催要項

１　開催目的
1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の被害状況は未だに深刻で、2月22日現在で石川県だけでも1万2000人以上の方が避難所での生活を余儀なくされ、2万戸以上で断水が続き、電気が復旧していない地域もあります。
3月1日で、発災後2か月となります。
「半島での災害」「過疎地域を直撃した震災」「過酷な真冬での避難生活」など支援の難しさが先行して伝わったためか、ボランティアとしてどう関わったらよいか悩み、思い留まらざるを得なかった、という方も多かったように思います。
これから春になり年度も切り替わるなか、被災された方々の暮らしや思いにどう寄り添っていくかを、群馬県内のみなさんといっしょに考える機会になればと思い、この報告会を開催します。

２　主催・共催
主催　群馬県内災害支援ネットワークをつくろうの会 （代表　村上祐介）
共催　一般社団法人群馬県社会福祉士会 災害支援委員会

３　開催日時
令和6年3月1日(金) 19時～20時30分

４　開催方法
YouTubeライブ配信（限定公開とし、配信URLは開催前日までにお知らせします）

５　内容
＜全体テーマ＞「これから私たちにできること」
◎企画説明
「能登半島地震災害のフェーズと支援について」
榛東村社会福祉協議会 高山弘毅氏（Nukiito）
◎報告１
「技術系ボランティアの活動について」
藤岡災害ボランティアサークル 近藤敬子氏
◎報告２
「群馬DHEAT（災害時健康危機管理支援チーム）の活動について」
吾妻保健福祉事務所 医監（保健所長） 窪田和氏
◎報告３
「YMCAによる1.5次避難所支援について」
公益財団法人ぐんまYMCA 総主事 村上祐介氏
◎まとめ
「これから私たちにできることは…」

６　運営協力（オンラインサポート）
桐生市医師会　小川貴之氏